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おかげさまでニイミは創業90周年|宝石・時計の修理・電池交換、地金の買取もお任せください。

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スタッフblog

金質が違うと色も違うの?
2020年12月31日 アピタ阿久比店 

 

 

みなさまこんにちは、宝石・時計・メガネのジュエリーニイミです。

 

当店にはGIA.GG(米国宝石学鑑定士)、ジュエリーコーディネーター、リモデルカウンセラー、真珠振興会認定の真珠シニアアドバイザーなど
宝石の専門家が在籍し、お客様の楽しいジュエリーライフを応援します。

 

愛知県半田市、知多郡阿久比町、西尾市に店を構え、県内全域から多くのお客様にご来店いただいております。

 

さて今回は

先日お客様とプレゼントを選んでいた際に伺った疑問について紹介します。

 

 

クリスマスも近づいてきてとのことで、ご夫婦でご来店いただきました。

 

プレゼントとのことで一緒に探させて頂き、

候補にして頂いたのは2本のピンクゴールドのネックレスでした。

 

「両方ともピンクゴールドのネックレスだけど、なんか色違うよね。」

 

という場面がありました。



この2つのネックレスは同じピンクゴールドではありますが、

金質がK18とK10の違いがあります。

 

実はこの金質の差が色を変えさせています。



K24(純金)以外は金と他の金属を混ぜて作られています。

この中でピンクの色を作っているのは、

金以外の部分ですのでその割合によって色に違いが出てきます。

 

なのでこの場合純度が高いK18が柔らかいピンク色で、

K10がはっきりとしたピンク色をしています。

 

 

 

今回はピンクゴールドのお品でしたが、他の色についてもご紹介いたします。

 

イエローゴールドは、純度が高くなるほうがはっきりとした黄金色になっていきます。

 


ホワイトゴールドは、純度関わらず最後にロジウムメッキをかけているため表面は同じ色です。

※メッキ下の色については差があります。

またホワイトゴールドのロジウムメッキについて触れたブログもありますので、参考にしてみてください。

金色に変色してしまったホワイトゴールドは色味修正が可能です 

 


純度が高い方がアレルギーを起こしにくいことや、変色しにくいという利点があり、

純度を落とせばリーズナブルな価格になることや、硬さが出るため変形しにくいという利点がありますが

一度色の違いに目線を置いてみても面白いかもしれませんね。