お手持ちのお念珠のふさ(ぶら下がっている部分)を注意してご覧になったことがありますか?
年を重ねていくと日に焼けてしまったり、においがついてしまったりしてしまいます。
今回はアピタ店にご来店のお客さまから本連の立派な珊瑚念珠の房交換についてご相談いただきました。
お母様からいただいた大切なお念珠なので、きれいにして保管しておきたいとのことです。
長年の愛用で房の色がすっかり茶色く変色してしまっていました。
ふさの部分をご覧いただくと色が変色してしまっています。
親珠や四天珠は透明のため、変色した糸が透けて見える状態です。房とともに全体の糸替えをお引き受けすることになりましたが、ご来店時には元どおりになるのか、ご心配されていたようです。
ニイミにお任せください。このように仕上がりました。
出来上がりはこちら、ふさの色が全然違いますよね。
真っ白な新しい糸と房に交換して、美しく元通りになったお念珠をお渡しすると、これなら娘にでも孫にでも譲ってあげることができると、たいへん喜んでいただくことができました。
年月とともに糸が伸びて珠が緩んでいたのもきりっと締まり、珊瑚玉がきれいな円を描いています。
海で育まれたサンゴは有機物のため、唯一ご氏族へ譲ることのできる品とも言われています。水晶のお念珠などは持っていた本人の念が入ってしまうので、敬遠されてたりもします。
ニイミは、どんなご相談にも全力でお応えします。
お困りのことがありましたらお問い合わせください。