買い取ってほしいジュエリーがあるとご相談にお見えになった新規のお客さま。30、40年程前に購入したものやプレゼントされたお品など10点ほどお持ちになりました。デザインも古く使用していないということで、買い取りを希望されました。お客さまがお持ちになったジュエリーを一つひとつ拝見していくと、立爪の婚約指輪がありました。ダイヤモンドもきれいな状態だったので、「思い出の品でもございますし、品質も良いのでリフォームされてはいかがでしょうか」とご提案させていただきました。ジュエリーのリフォームのことをあまり知らなかったお客さま。元の宝石を活かしてデザインを変えられることをお伝えすると「そんなこともできるの」と驚かれたご様子でした。「特に、婚約指輪などの思い入れのあるお品は、ご自身で見ることのできる指輪にリフォームすることで、見る度に思い出がよみがえりますよ」とお伝えしたところ、「それもすてきね!」と指輪にリフォームすることになりました。
「普段使いできるようなデザインがいい」とお客さまのご希望があったので、引っかかりのないデザインで、いくつか実際のサンプルをお見せしながらご提案いたしました。その中から、シンプルながらも少し動きのあるスタイリッシュなデザインに決定しました。また、お客さまのご予算もおうかがいしお見積もりもご提示させていただきました。初めてリフォームされるということだったので、できるだけ実際に出来上がった時とのイメージのギャップができないように注意を払いながらご提案させていただきました。
ご主人さまから贈られた立爪の婚約指輪
婚約指輪のメインストーンにメレダイヤをあしらいエレガントな印象になりました
リフォームのデザインを一緒に考えながら「こんなデザインなら普段使いもできるね」とうれしそうにお話しされていたお客さま。実際にリフォームされた指輪を見て「これなら毎日着けられるね。自分でも見られるし指輪にして良かった」と仰っていただけました。また、折角ならとリフォームされた指輪と合わせてお使いになりたいとペンダントもお選びになりました。その後もリフォームされた指輪を大切に身に着け再来店してくださいました。最近は、ジュエリーを着ける機会が減っていたというお客さま。リフォームをきっかけにまた新しいジュエリーライフを楽しんでいただけているようでとてもうれしくなりました。