スタッフblog
みなさまこんにちは、宝石・時計のジュエリーニイミです。
当店にはGIA.GG(米国宝石学鑑定士)、ジュエリーコーディネーター、リモデルカウンセラー、真珠振興会認定の真珠シニアアドバイザーなど宝石の専門家が在籍し、お客様の楽しいジュエリーライフを応援します。
愛知県半田市、知多郡阿久比町、西尾市に店を構え、県内全域から多くのお客様にご来店いただいております。
さて、今回は
プロポーズしたいと思っている男性必見!
婚約指輪と結婚指輪の違いをお伝えします。
一世一代、愛の告白は準備が大事なので今から少しでも知っていきましょう。
最初に婚姻の文化
結婚とは、古代から存在し思い合う2人または家同士の結びつきを強くする証であり…と何だか硬い言葉がたくさん並んでしまいます。
でも、現代の結婚において重要なのは2人が一緒にいることが認められること!昨今では、人と人との距離を保つことが大切と言われていますが、隣にいてほしい人もいますよね。その為に結婚を決意しましたというお客様の声を聞きます。
また結婚式をすることができないから、指輪はしっかりとしたものを選びたいと考えられている方がほとんどです。
そこで、婚約・結婚に伴う指輪についてもお話しします。
婚約とは
まず婚約って何なの?と思う方、結婚は分かるけど、婚約との違いは何?結婚しようと思って始めて考えることですよね。
婚約とは、2人が結婚を約束をすること。いわゆるプロポーズをすることです。約束のみなので、結婚と違い手続き等はありません。当人たちの言葉のみで成り立つことです。
なので、プロポーズをするときは場所や時間を選んで、服装を整えて、セリフを考え、指輪を用意して最大限想いが伝わるように誠心誠意尽くします。
そうすることで、相手には生涯大切なかけがえのない瞬間になりますし、贈ってもらった指輪やそれを着ける幸せそうな表情を見て家族や友人も祝福してくれるのです。
私たちが特にお伝えしたいのは『指輪』
上記に挙げたプロポーズに準備するものの中で『形』としてあるのは婚約指輪のみ。
それ故に指輪は想いを形で表したものになります。
2人だけのことじゃない婚約指輪
実は婚約は当事者同士だけのことじゃないのです。とお話ししても一体どういうこと?となりますよね。
これは私たちもよくお客様に伺うことなんです。
「婚約指輪を贈られたとき、1番喜ばれるのはどなただと思いますか?」
大体の方が、贈られた女性?贈った自分?子供?と答えてくれるのですが、
正解は、贈られた女性のご家族です。
女性は結婚するとき、「お嫁に出す」と言われますね。つまりご両親や家族からすると大切に大切に育ててきた娘が家から出て行ってしまうのです。そのため女性を家族に迎える挨拶として結納品を贈ったりしていました。
今はそれを省略する分、先程の婚約指輪へ込める想いにはご両親への感謝も含まれます。「今まで娘様を大切に育ててもらい自分と出会った今日がある。その感謝として自分はこの指輪をその大切な娘様に贈り、結婚を申し込みます。」
婚約指輪を贈られたことでご両親は自分たちの大切な娘にこれだけ素敵な物を贈ってくれたとあなたの誠意を感じてくれます。
結婚、結婚指輪とは
さて、婚約期間が終わる結婚についてですが、婚約とは違い婚姻届を提出するという法的な手続きが取れるものです。
なので社会的に2人が一緒になることが認められますね。結婚に伴い、住まいや姓を変更したり婚約と比べて変化することが沢山あります。
それらの沢山のミッションを経てやっと結婚の実感が湧いてきましたとお客様はよくお話ししてくれます。
さて、ここで出てくる指輪が『結婚指輪』です。
結婚指輪はお2人が互いに愛を誓う契約の指輪です。結婚式のときには指輪を交換し誓いを示します。
そもそも指輪とは途切れる事がない永遠続くものとして古くからお守りにも使われていました。そのお守りの内側にイニシャルや大切な日を刻む。
結婚指輪は誓いであり、お守りそのものですね。
婚約・結婚のときだけじゃない指輪
婚約指輪はプロポーズをする際婚約の意思を、結婚指輪は誓いを表すものとお話ししましたね。
では、贈られた指輪のその後については想像できますか?指輪は着けて使うもの。着けて生活する自分を考えてみてください。
『ビジュ・ド・ファミーユ』という言葉をご存知でしょうか。
フランス語で「家族の宝石」と訳します。
これは、親から子供、孫へと代々受け継がれていく宝石のことで、そういったジュエリーをエンゲージジュエリーと言われます。婚約指輪もエンゲージリングという受け継ぐジュエリーの一つなのです。
プロポーズをした今から始まり、家族に寄り添う長い歴史を持つジュエリーになるんですよ。
「昔お婆ちゃんが、お母さんも使っていたものなのよ」
きっと譲られる方はそんな家族の宝石を渡してもらう事を誇らしく、嬉しく思ってくれますね。
対して、結婚指輪は誓い合った2人だけの指輪です。結婚した日をスタートに、お墓に入るまでずっと使い続けるものです。
毎日着ける事で、指輪には沢山の思い出深い小さな傷やお手入れした跡が残り、苦楽を共にした2人が歩んだ幸せな人生を映す貴重な宝物になるのです。
こうしたシルシを刻む事で結婚指輪は本当の意味で世界に1つだけの自分の指輪になり、また人生において1番長く身に付けていたものになります。
想いを伝えることがメッセージとして簡単に送れる現代だからこそ、形として残るものは反対に貴重なものです。
大切な瞬間をこれからもお2人が作っていくために指輪選びをお手伝いさせていただきます。
いつでも当店にご相談下さい。楽しみにお待ちしています。
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