スタッフblog
2026年10月27日
修理などのお困りごと
「大切にしていた指輪の石が、いつの間にかなくなっていた」
「家族から譲ってもらった指輪だから、できれば手放さず残しておきたい」
そんな経験はありませんか?
長年愛用してきた指輪や、ご家族から受け継いだ指輪。
石が外れてしまうと、もう元には戻せないと思ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、石がなくなってしまった指輪でも、新しい石を合わせて入れる「石合わせ・石入れ」という修理方法があります。
今回は、実際にいただいたご相談をきっかけに、意外と知られていない「指輪の石合わせ・石入れ」についてご紹介します。
大切な指輪を諦める前に、ぜひ知っていただきたいお話です。
先日、お客様からこのようなご相談がありました。
『家族から譲ってもらった指輪の石が外れてしまったのですが、修理はできますか?』
ご家族から受け継いだ大切な指輪。
石が外れてしまったからといって、簡単に手放せるものではありません。
そこでスタッフから、新しい石を用意して指輪に入れる修理方法があることをお伝えしました。
すると、お客様はそのような修理ができることをご存じなかったそうです。
今回のご相談で、私たちも改めて感じたことがあります。
それは、「石がなくなった指輪は、もう使えない」と思っている方が、他にもいらっしゃるのではないかということです。
指輪の石が取れてしまったとき、修理できることを知らなければ、そのままジュエリーケースにしまってしまうかもしれません。
あるいは、もう使えないものとして手放すことを考える方もいらっしゃるでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
石がなくなったからといって、指輪そのものを諦める必要はないかもしれません。
今回のように、石を新しく入れるという方法があることを、ぜひ知っていただきたいと思います。
ー指輪の石がなくなっても修理できる?「石合わせ・石入れ」とはー
結論からお伝えすると、指輪の石が外れたり、なくなったりしても、修理できる場合があります。
その方法の一つが「石合わせ・石入れ」です。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんので、簡単にご説明します。
石合わせとは?
石合わせとは、指輪についていた石がなくなってしまった場合に、その指輪に合う新しい石を探して用意することです。
宝石には、種類だけでなく、大きさ、形、色など、さまざまな違いがあります。
例えば、同じように見える丸い石でも、大きさが少し違うだけで、指輪の枠に合わないことがあります。
そのため、石が入っていた部分の大きさや形を確認し、指輪に合う石を選ぶことが大切です。
ただし、元の石とまったく同じ色や品質のものが必ず見つかるとは限りません。
石入れとは?
石入れとは、用意した石を指輪の枠に取り付ける修理のことです。
指輪には、石を小さな金属の爪で留めているものや、石の周囲を金属で囲んで留めているものなど、さまざまな作りがあります。
新しい石を入れる際には、石を留める部分の状態も確認する必要があります。
もし爪が摩耗していたり、指輪の枠が変形していたりする場合には、石入れ以外の修理が必要になることもあります。
そのため、単純に石を入れるだけではなく、安心して身に着けられる状態にできるかどうかも大切な確認ポイントになります。
外れた石が手元にある場合は?
もし外れた石が見つかっている場合は、その石を捨てずに保管しておいてください。
石や指輪の状態によっては、元の石を再び留められる可能性があります。
石が残っている場合と、完全になくなってしまった場合では、修理の方法が異なります。
どちらの場合も、まずは指輪の状態を確認することが大切です。
ー家族から譲り受けた指輪だからこそ、残すという選択肢をー
ご家族から譲り受けたジュエリーには、金額だけでは表せない価値があります。
お母様が大切に身に着けていた指輪。
お祖母様から受け継いだ指輪。
若い頃に贈られ、長い年月を一緒に過ごしてきた指輪。
たとえ今は使っていなくても、見るだけで当時の思い出がよみがえることもあるのではないでしょうか。
そんな大切な指輪の石がなくなってしまったら、残念な気持ちになりますよね。
「もう同じ石は手に入らないかもしれない」
「古い指輪だから修理できないのでは?」
「新しく買った方がいいのかな?」
そう考えるのも自然なことだと思います。
でも、指輪のデザインや状態によっては、今ある指輪の枠を活かし、新しい石を入れて使い続けられる場合があります。
もちろん、元の石と完全に同じものを用意できるとは限りません。
それでも、ご家族から受け継いだ指輪そのものを残せることには、大きな意味があるのではないでしょうか。
新しいジュエリーを購入することも一つの選択肢ですが、思い出のある指輪を修理して、これからも大切に使っていく。
そんな選択肢もあることを知っていただきたいのです。
ジュエリーは、壊れたら終わりというものばかりではありません。
修理をすることで、もう一度身に着ける楽しみにつながることがあります。
そして、受け継いだジュエリーを次の世代へ残していくこともできるかもしれません。
ー石合わせ・石入れの修理を相談する前に知っておきたいことー
「石を新しく入れられるなら、私の指輪も直せるかしら?」
そう思われた方に、修理を相談する際のポイントをご紹介します。
どんな指輪でも石を入れられますか?
すべての指輪に新しい石を入れられるとは限りません。
指輪の素材やデザイン、石が入っていた部分の状態などによって、修理の可否が変わります。
また、石を留める部分が傷んでいる場合は、別の修理が必要になることもあります。
そのため、まずは実際の指輪を確認して、どのような方法が考えられるか判断することが大切です。
元の石が何だったか分からなくても大丈夫?
譲り受けた指輪の場合、もともと何の宝石が入っていたのか分からないこともあります。
そのような場合でも、石が入っていた部分の形や大きさなどから、修理の可能性を検討することはできます。
ただし、元の石の種類を正確に特定できるとは限りません。
もし昔の写真や、指輪について分かる資料が残っていれば、相談の際に参考になる場合があります。
ー修理費用はいくらくらいかかるのか?ー
石合わせ・石入れの費用は、指輪の状態や新しく入れる石によって異なります。
例えば、石の種類、大きさ、品質、石を留める部分の修理が必要かどうかなどが関係します。
そのため、指輪を見ずに一律の金額をご案内することは難しい修理です。
修理を検討するときは、どのような石を使うのか、どんな作業が必要なのか、費用はいくらになるのかを確認することが大切です。
また、修理にかかる期間についても、作業内容や石の手配状況などによって変わります。
まずは詳しい見積もりを取らせて頂きますのでご安心下さい。
「いつか直そうと思っていたけれど、そのままになっている」
そんな指輪がありましたら、ぜひ一度見直してみてください。
「こんな状態でも直せるのかな?」
と相談してみることが、大切な指輪を残すきっかけになるかもしれません。
お気に入りのジュエリーを、これからも長く楽しんでいただくために。
一度ニイミへ指輪をお持ちください。


















