ずっと気になってはいたけれど、
なかなかタイミングが合わなくてご来店できなかったという新規のお客さま。
ご自身の婚約指輪をリフォームしたいとご相談にお見えになりました。
お客さまのご子息さまがご結婚することになり、
婚約指輪をリフォームしてお嫁さんにお譲りになりたいとのことでした。
「デザインも古くずっと使わずにしまったままになっていたんですけれど、
息子の結婚のお祝いにお嫁さんにプレゼントしようと思ってるんです」
とお話をしてくださいました。
お客さまお一人でのご来店だったので、
お嫁さんの雰囲気や好きそうなものなどを聞きながらイメージをふくらませていきました。
また、指のサイズは事前にお嫁さんに確認済みでしたので、サイズを調整しました。
お客さまのお話では清楚で可愛らしいイメージの方なので、
指輪のデザインもシンプルで上品なものをいくつかご提案しました。
また、「婚約指輪としてだけではなく普段づかいもできるような
デザインのほうが幅広くお使いいただけますよ」とお伝えしたところ
「ぜひそうしてほしい」と仰っていただいたので、
引っかかりのないデザインをお見せしました。
その中でもメインストーンの脇に2粒メレダイヤをあしらった指輪を
特に気に入っていただきました。
「シンプルだけれど脇のダイヤが可愛くてすてきね」とお気に召した様子でした。
「こちらのデザインは指輪の枠が流れる斜めのラインになっているので、
指も細く長く見えるんですよ」とお伝えしたところ
「お嫁さんのイメージにぴったりね」とお話しされていました。
ご納品の翌日に、ご子息さまが帰省される予定とのことでしたが
「今までと違ってとてもきれいになってうれしいです。
私が着けたいくらいです。これから息子に渡すのもとても楽しみです」
と喜んでいただけました。
実は、ご自身の婚約指輪をご子息さまの婚約指輪としてリフォームしたい
というご相談は結構多いです。
婚約指輪の予算があまりなかったり、
娘がいないので大切な指輪をお嫁さんに譲り渡したい
などお客さまのご事情はさまざまです。
中にはご自身の婚約指輪をお譲りして、ご自身も他の指輪をリフォームされたり、
新しい指輪を購入されたりするお客さまもいます。
最近では、婚約指輪を購入しないカップルも珍しくありませんが、
婚約指輪をもらうとうれしいと仰るフィアンセの方は多いです。
結婚はお二人のこれからの新しい門出を祝う大切な節目でもあるので、
心に残るお祝いをしていただけたらと思います。

ご主人さまから贈られた立爪の婚約指輪

上品で洗練されたイメージになりました
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