今回は時計修理の事例についてご紹介したいと思います。
実は、腕時計の電池交換やバンド交換など
修理のご依頼をいただく機会も多いのが時計です。
お電話やホームページからもさまざまなご相談が多いので、
ぜひご来店の際に参考にしていただければと思います。
先日腕時計の修理にご来店いただいたお客さま。
腕時計の文字盤が外れてしまい、修理のご相談でした。
お持ちの時計を拝見させてもらうと文字盤のパーツが1箇所取れてしまっていたので
「もう一度貼り直してお直しすることができます。
すぐ取れてしまうといけないので、乾かすのに1~2日、お時間をいただけますか」
とご説明しました。
始めはすぐに直せると思っていらしたお客さま。
しかし、しっかり乾かしておくことで再度取れないようにすることを
ご説明すると納得していただけたようでした。
時計は繊細なものですので、強い衝撃が加わったり、
落としてしまったりしただけでも、文字盤が外れてしまったり、
時計の針が折れてしまったりといったこともあります。
毎日身に着ける方も多い腕時計は、
自分でも気づかぬうちに傷がついていたなんてことも。
修理の際には、ご相談箇所以外も点検して、
他に修理するところはないかきちんと確認いたします。
修理でお預かりする際には、あらかじめお見積もりをご提示したうえで、
どのような修理になるのかご説明させていただきますので、ご安心ください。
時計の文字盤が取れてしまいました
元の位置に貼り直しました
文字盤の修理にご相談にいらしたお客さま。
修理ができたことをお伝えするととても喜んで来店くださいました。
「気に入った時計だったから直って良かったよ。ありがとう。
この時計は、ここで買った時計だったんだ。これからも大切に使うね」
と仰ってくださいました。
弊店の時計を長年にわたってご愛用のお客さま。
修理してまたご愛用してくださるとお聞きし、
とてもうれしい気持ちになりました。
また、これからも長くご愛用いただけるように、
しっかりとメンテナンスなどのご案内もさせていただきました。
最近では、インターネットで購入した時計の修理にご来店するお客さまも増えています。
ネットで購入した時計の長さが合わずにバンド調整のご依頼も多いです。
「通販で買った時計のバンド調整をお願いしても大丈夫ですか」
「購入した時はちょうど良いと思っていたけれど、体形が変わってバンドが緩くなってしまった」
などのご相談もあります。
時計は、自分の腕の大きさに合ったサイズに調整することで、
着け心地も良くなり、長く愛用することができます。
しかし、バンドのサイズ調整は簡単にはできません。
専門知識をもたないまま、自分で行うと大切な時計を壊してしまったり、
傷つけてしまったりする場合もあります。
また、腕時計のバンドのサイズは好みや感覚によって個人差があるので、
実際にご来店いただいてご相談することをお勧めします。
その際に、もし以前にもサイズ調整をして外したパーツなどがあれば一緒にお持ちください。
修理の際に必要になる場合もあるからです。
当店では他店で購入した時計やネットでの時計の修理も承っておりますので、
気になることがございましたら店頭にてご相談ください。
時計の動作確認や状態を見て、
適切なオーバーホール(分解掃除)のタイミングなどのアドバイスいたします。
タグ: 時計修理 オーバーホール 文字盤 時計バンドサイズ調整