こんにちは。ニイミ本店のスタッフの松山です。
今回はパールの糸替えをさせていただいたお客様のご紹介です。
グレーのお色のパールをお持ちいただいたお客様。
実は数日前に、腕時計の電池の交換でご来店されていらっしゃいました。
電池交換でお待ちいただいている間に、お客様に、お持ちのジュエリーについてお話をお伺いしており
パールのネックレスの糸替えをされたことはありますか?とお聞きすると、
『糸替えなんて買った時からしたことないわよ』
とお返事をいただきました。
更にお聞きすると買ったのは10年以上前で、ずっとしまいっぱなしとのこと。
『ぜひそのパールのネックレスをお持ちください。
もしかすると、糸がゆるんでしまっているかもしれませんよ』
パールのネックレスは、ほとんどの物が絹糸で結ばれています。
『あまり使ってないからゆるむなんて事ないんじゃないの?』
と思われるかもしれませんが、
使用回数だけではなく、保存の状態も大切なポイントです。
気づかないうちに糸が伸びてしまって、突然切れてしまうという事もあります。
ですので
パールのネックレスの糸替えは通常の糸であれば3年に1度、
ワイヤーのものでも5年に1度の糸替えをおすすめしております。
後日、お客様がしまいっぱなしにされていたというパールのネックレスをお持ち下さいました。
『家に帰って見てみたら糸が見えちゃってて…』
糸がゆるんでしまい、パールとパールの隙間で糸が見えてしまっていますね。
そのままお持ちいただいたパールのネックレスをお預かりし、糸替えをさせて頂けることになりました。
糸替えはネックレスの長さにより料金が変わりますが、
40~43センチの標準的な長さのネックレスであれば2,000円(税別)になります。
糸替えのお預かりには1週間~2週間ほどお時間を頂きます。
(お急ぎの場合はお受付時にスタッフにご相談くださいね)
一週間後、糸替えが終わりましたのでお客様にご納品させていただきました。
仕上がりがこちらになります。
『綺麗に直ってるね。よかった〜、ありがとう』
糸替えをさせていただいたネックレスを見て、安心したようにお客様からお言葉をいただきました。
『パールは冠婚葬祭でしか着けない』
と言う方でも、
2~3年のタイミングで点検をすることをおすすめします。
パールが連なっているネックレスですので、結んでいる糸の状態は分かりにくいですが、
汗やメイクの汚れがたまってしまい変色してしまったり、糸がゆるんでしまっていたり、という場合がございます。
ニイミでは、大切なお客様の真珠をいつまでも楽しんでいただけるよう丁寧に点検をいたします。
ぜひ、お気軽にお持ち寄りくださいね。