大粒のみごとなパールネックレスをお持ちになられたのは50代のお客さまです。
糸が切れ、珠がいくつか外れてしまっていました。
このように糸が切れてしまった様子です。
先月、法事につけて出席しようとなさったところ、珠が外れていてたいそうお困りになられたとのこと。出かける間際、さあ、あとは仕上げにネックレスをつけるだけ、と思って取り出したネックレスの糸が切れていたら、あわててしまいますね。
さぞかしお困りになられたことでしょう。いつごろのお買い求めかをお聞きしたところ、ご結婚の際に購入されて、式の時にも着用なさったという思い出の品。とても大切な品なので、どうしても直してほしいと切実な思いで、私どもの店にお持ちになられました。
糸替えを終えて綺麗にしあがりました。
みなさまもお気をつけてください。特にしまったままにしていると、いざ使おうとするときに、糸が緩んでいて切れてしまうことがあります。
できれば3年に一度くらいは糸交換だけでもしておくことが長く持たせるコツです。
糸替えと同時に留め具のクラスプもクリップタイプのものに交換されてはいかがでしょうかというご提案もしましたが、「今の形を大切にしたい」とおっしゃられて、すべて元の形のままにお直しさせていただきました。
「ずっと大切にしてきたもので、今も現役で使っているものだから、元どおりに直してもらえて本当によかった」と喜んでいただくことができて、私たちも温かな気持ちになりました。
ニイミは、どんなご相談にも全力でお応えします。
お困りのことがありましたらお問い合わせください。
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